ニュース

カシオ、F1エンジンのバルブ素材を採用したHonda Racing「EDIFICE」

カシオは、F1エンジンのバルブに使用されている素材を採用した「EQB-1000HR」など、腕時計「EDIFICE」の「Honda Racing」コラボレーションモデルを10月18日より発売する。価格は、限定900台の「EQB-1000HRS」が11万円、「EQB-1000HR」が62,000円。

EQB-1000HR

カシオは、Honda Racingがパワーユニットを共有するF1チーム「スクーデリアトロロッソ(Scuderia Toro Rosso)」をサポートしている。その協力関係を生かしたコラボレーションモデルの第2弾となる。ベースモデルはスマートフォンリンク搭載の薄型クロノグラフ「EDIFICE EQB-1000」。

第1弾の「EQS-800HR」は2018年10月に発売しているが、第2弾は、Hondaの四輪モータースポーツの技術開発を行なう研究所「HRD Sakura」と共同で開発。

EQB-1000HRSは、Honda Racingのイメージカラーである赤いバンドを採用するほか、実際にF1エンジンのバルブに使用されている特殊素材「チタンアルミナイド」を、時計のベゼルに採用。「まさにパワーユニットの部品を搭載したコラボレーションモデル」という。

チタンアルミナイドをベゼルに採用

さらに、エンジンの内部に実際に行なわれているダイヤモンドライクカーボン(DLC)加工をベゼルの表面に施し、耐摩耗性に優れた外装を実現する。文字板には、エンジンシリンダーの中で点火した瞬間の燃焼をイメージし、赤と黒のグラデーションカラーを施している。

両モデルの文字板や裏蓋とEQB-1000HRSのバンド部には「Honda Racing」のロゴをデザイン。Hondaのパワーユニットと、「Scuderia Toro Rosso」のF1カーの写真をレイアウトされたカードを同梱する。

EQB-1000HRS

EQB-1000HRのバンド素材はステンレスでカラーはブラック。

EQB-1000HR

外形寸法は49×45.6×8.9mm、重量は約64g(EQB-1000HRS)/約135g(EQB-1000HR)。

外装以外の主な仕様は共通で、10気圧防水で、Bluetooth low energy対応。ストップウォッチ機能や時刻アラーム機能、スマートフォンと連携し、ワールドタイムや自動時刻設定などが行なえる「モバイルリンク機能」を搭載する。

EQB-1000HRS
EQB-1000HR