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東急不動産、日本初ハウスキーパー対応マンション。寝室を自動施錠
2019年8月22日 08:15
東急不動産は日本初となる、プライバシー性を確保しながらハウスキーピングサービスが受けられる分譲マンションを開発した。ハウスキーパー利用時、入居者が高いプライバシー性を求める主寝室の電気錠を施錠できる仕組みを開発し、取り入れている。
システム導入物件の「ブランズ愛宕虎ノ門」では、入居者がマンションの電気錠をスマートフォンで制御する、美和ロックのセキュリティーシステム「wiremo(ワイレモ)」を採用。
入居者は住戸玄関の電気錠に、ハウスキーパー用のIDキー「あんしんお預けキー」での解錠可能時刻を設定。ハウスキーパーはその時間内のみ、あんしんお預けキーでの住戸玄関の解錠ができる。
ハウスキーパーの入室と同時に、閉扉されている主寝室扉の電気錠が施錠。「見られたくない」、「金庫などの重要なものが置いてあるので他人に入られたくない」という声がある主寝室に、ハウスキーパーが入室できない仕組みになっている。
ハウスキーパーが退出して住戸玄関の鍵が閉まると、主寝室は連動して解錠される。
主寝室以外に、オプションでもう1室の連動施錠の設定が可能。また、ハウスキーパーの入退室の情報は、入居者のスマートフォンに通知される。
ブランズ愛宕虎ノ門の所在地は、東京都港区虎ノ門3丁目。東京メトロ日比谷線神谷町駅徒歩2分に位置する。