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カシオ、心拍計測で運動のペース管理ができる「PRO TREK Smart」
2019年8月20日 16:17
カシオ計算機は、アウトドア向けリストデバイス「PRO TREK Smart」初となる心拍計測機能を搭載した「WSD-F21HR」を9月13日に発売する。価格は56,000円。
WSD-F21HRは、手首にLED光を照射して心拍を計測する光学式センサーを搭載。地図表示機能と組み合わせることで、ランニングやトレイルランニング、サイクリングなどでのペース管理やコースの確認ができるとしている。
新ウオッチフェイス「ハートレート」では、加速度センサーで動きを検出すると、自動で心拍計測画面に切り替わる。計測された心拍情報は5段階の心拍ゾーンで表現され、動いた時間と心拍情報を視覚的に把握できる。
アクティビティには「ランニング」と「トレイルランニング」を追加。両メニューで表示するデータは、心拍数やペース、距離などの項目からユーザーが3つ(上段/中段/下段)を本体でカスタマイズして選べ、最大4パターンまで登録できる。アクティビティ中に必要な計測データを切り替えて確認できるだけでなく、地図も表示可能。
アクティビティで計測したデータはGoogleドライブに自動保存され、Googleカレンダーで履歴を振り返れる。
また、GPSログデータを取り込む機能を搭載。ランニングやトレッキング、サイクリングなどのアクティビティで過去に自身や友人が使用したルートを確認できる。
カラーはレッドとブラックの2色展開。柔軟性と耐久性を両立したソフトウレタンバンドにダブルピンバックルを採用し、アウトドア・スポーツシーンで使いやすいモデルに仕上げたとしている。
サイズは約61.7×57.7×16.8mm(縦×横×厚さ)。質量は約81g(バンド含む)。OSはWear OS by Google。通信機能はBluetooth 4.2、Wi-Fiに対応。利用にはiOS 10以上、Android 4.4以上のスマートフォンが必要。
ディスプレイは1.32型タッチパネルで防汚コーティング対応。カラーTFT液晶(320×300ピクセル)とモノクロ液晶の2層ディスプレイ。5気圧防水。
圧力(気圧/高度)センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、方位(磁気)センサーを搭載。バッテリーはリチウムイオン電池。充電方式はマグネット圧着式充電端子で、充電時間は常温で約2.5時間。電池寿命(GPS使用なし)は、通常使用(カラー表示)で約1.5日、時計とセンサーのみ(マルチタイムピースモード)で約1カ月。
