廃棄する食品を割安で買えるクーポンアプリをポプラ85店舗で導入

コンビニエンスストアのポプラは、廃棄する食品を値引きクーポンを使って購入できる、食品ロスの解決を目的としたクーポンアプリ「No Food Loss」を、関東から九州までの直営85店舗で導入、運用を開始した。

システム相関図

No Food Lossは、販売期限や季節限定パッケージ等の理由で、まだ食べることができるのにやむなく廃棄する食品を、値引きクーポンを使って割安で購入ができるシステム。エイチ・アイ・エスグループのみなとくが開発した。アプリはiPhoneのみ対応。

スマホ表示イメージ

ポプラでは2月より、No Food Lossを関東地区の直営店へ導入し検証。食品廃棄ロス削減に一定の効果が認められることから取り組みを拡大した。

No Food Lossのアプリをダウンロードしたユーザーには、近隣店舗の食品ロス情報がクーポン形式で通知される。そのクーポンを店舗で認証させることで、対象の商品を割安な価格で購入できる。購入した金額の一部は、アフリカやアジアの子どもたちの給食費として寄付されるという。