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加熱式たばこに新型。フレーバーの幅を広げる「glo sens」
2019年8月6日 17:17
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、gloブランドから従来製品とは異なる方式の加熱式たばこ用デバイス「glo sens(グロー・センス)」を8月19日に発売。発表会を実施した。デバイスの価格は3,980円(税込)。東京都にて数量限定販売でスタートし、2019年内に全国での販売を予定している。
glo sensは、従来のgloのたばこ葉を直接加熱する方式とは異なり、フレーバーリキッドを加熱して蒸気化し、その蒸気がたばこ葉を通ることでニコチンを抽出。ニコチン入りのフレーバーの蒸気を味わうという方式のデバイスとなっている。
カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、レッド、ブルーの4色が用意される。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン NGPカテゴリー ディベロップメント マネージャー 大内海耶氏によれば、glo sensのメインターゲットは、加熱式たばこユーザー。
リサーチの結果、加熱式たばこユーザーには様々なフレーバーを楽しみたいという、フレーバーに対する探究心があることがわかったという。従来のgloのたばこ葉を加熱する方式ではフレーバーの範囲に限界があるということで、幅広いフレーバーニーズに応えるために「フレーバーのリッチさ」を実現できる、リキッドベースの製品を開発したと説明した。
同時に発売されるフレーバーは「neo pods」シリーズとして6種類。「リッチ・ブレンド」、「メロー・ブレンド」、「クリスタル・メンソール」、「ブリーズ・ミント」、「サンシャイン・ベリー」、「エレクトリック・フルーツ」をラインアップ。通常のたばこのフレーバーはリッチ・ブレンド。価格は各490円(税込)。
発表会ではそれぞれのフレーバーを試すことができたが、ターゲットがフレーバーを求める加熱式たばこユーザーであることが理解できる味わい。紙巻たばこに近い吸いごたえを求めると物足りなさがあるが、フレーバーの味を楽しむという点においては、気分に合わせて吸い分けることができるだろう。
なおgloではKENTブランドのたばこスティックをラインアップしているが、今回はneoブランドのみとなっている。この理由について大内氏は「glo sensは次世代たばこであり、紙巻たばことは違うということをアピールするため、紙巻たばこから継続しているKENTブランドではなく、glo専用ブランドにした」と述べた。
neo podsのパック内容は、たばこ・ポッドが3つと、フレーバー・カートリッジ1つ。このセットで180パフが可能で、紙巻たばこで20本分に当たるとしている。
また、デバイスに取り付けることでカラーを楽しむとともに、デバイスの保護もできる「シェル」を用意。カラーは10色。価格は880円。