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東電、住所入力だけで太陽光発電による節約金額がわかる「Suncle」
2019年8月5日 16:23
東京電力ベンチャーズは、戸建住宅用の太陽光シミュレーションサイト「Suncle(サンクル)」の運用を、8月5日に開始した。
Suncleは、Googleが提供する太陽光発電シミュレーション「Google Project Sunroof」の技術を活用。住所を入力するだけで、屋根の方角や傾きなどを考慮したシミュレーションができる。
即時かつ視覚的に、自宅の屋根の日当たり状況や、太陽光発電システムを自宅に導入した場合の経済性の確認が可能で、自宅が太陽光発電に向いているかどうかがわかるとしている。
Google Project Sunroofとは、Googleが機械学習をベースに開発した太陽光発電シミュレーション技術。住所情報のみから、屋根の方角、形、傾き、影の状況等を考慮して太陽光発電量を算出する。2015年にアメリカでサービスを開始し、現在までにドイツ、イギリス、フランスに展開している。
サービス対象は、全国の戸建住宅のうち、搭載できる太陽光発電システムが10kw未満となる住宅。太陽光発電システムの導入を希望する場合は、東京電力ベンチャーズが提携している販売施工会社の、最大3社の紹介を無料で受けられる。一部、離島などのエリアは、販売施工会社の紹介を受けられない場合がある。