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ゲリラ豪雨発生の59分前にプッシュ通知。ウェザーニュース
2019年8月2日 13:28
ウェザーニューズは、スマホアプリ「ウェザーニュース」にて、ゲリラ豪雨発生の危険性がある場合にプッシュ通知が届く「ゲリラ雷雨アラーム」の登録を開始した。登録には会員登録(通常コース月額360円)が必要。
ゲリラ雷雨アラームは、ユーザーの現在地でゲリラ豪雨発生の危険性が高まった際にプッシュ通知が届くサービス。2018年には19.1万人が利用。過去の実績では、全国平均で59分前にゲリラ豪雨発生の危険を通知し、90%予測できているという。
通知画面を開くと、ゲリラ豪雨の発生の危険エリアと注意エリアの確認ができる。ゲリラ雷雨アラームの登録は、ウェザーニュースアプリの「ゲリラ雷雨Ch.」もしくはメニュー内の「お天気アラーム」から行なう。ゲリラ雷雨Ch.の閲覧は会員登録不要。
ウェザーニュースの雨雲レーダーには、独自のAI技術を活用し、開発した、降水分布を高解像度で解析・予測する、短時間予報解析モデルを導入。雨雲レーダーでは250mメッシュの高解像度な降水分布を3時間先まで10分間隔で確認でき、一般的な雨雲レーダーよりも細かく雨雲の動きを予測し、表示できるため、ゲリラ豪雨のような局地的な雨の強さや継続時間などを詳細に確認できるという。
また、ウェザーニューズでは、「ゲリラ雷雨防衛隊」の募集を開始。隊員から寄せられる怪しい雲の報告リポートを元に、ゲリラ豪雨の前兆をいち早く捉え、予報に活かす。
ゲリラ豪雨の予測には、局地的に急発達する雲の様子をリアルタイムかつ詳細に把握する必要があり、隊員の報告は雨雲レーダーに映らない段階から雲を捉えることができるため、ゲリラ豪雨予想に有効としている。