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チャック付きで再封可能な紙容器。DNPが開発
2019年8月2日 11:56
大日本印刷(DNP)は、再封可能なチャック付き紙容器を開発した。プラスチック容器からの切り替えによる、プラスチック使用量削減を図る。
チャック付き紙容器は、開口部にプラスチック製のチャックを取り付けることで、開封後の再封を可能にした製品。バリアフィルム「DNP透明蒸着フィルム IB-Film」を使用することで、水蒸気や酸素に対する高いバリア性を付与しているという。
粉末製品や固形物を入れる容器をプラスチック容器から切り替えることで、プラスチック使用量削減に寄与できるとしている。また、角型形状であることから、内容物によっては容積を減らせるとともに、積み重ねることが可能で、輸送効率や陳列効率を向上できることを特徴として挙げている。
DNPはチャック付き紙容器を、粉末や固形の食品、トイレタリー製品などの日用品のパッケージとして提供し、2022年度に年間10億円の売上を目指す。