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小田急、江の島エリアの公道で一般客が乗れる自動運転バス運行
2019年8月1日 16:09
小田急電鉄、江ノ島電鉄、ソフトバンクグループのSBドライブは、神奈川県と連携して、江の島周辺の公道において、自動運転バスの実証実験を8月21日から30日まで実施する。一般試乗は無料で、事前予約が必要。予約開始は8月5日、一般試乗実施日は26日から30日。
神奈川県の「ロボット共生社会推進事業」と、小田急グループが目指す自動運転バスの実用化に向けた取り組み。セーリングワールドカップシリーズ江の島大会に合わせて、8月26日からは一般客の試乗を行なうことで、技術面に加えてサービス面での検証を行なう。
運行ルートは、江ノ電バスの既定運行区間を一部延長した「県立湘南海岸公園中部バス駐車場」(臨時バス停)から「湘南港桟橋バス停」の間で、約4km(片道約2km)。
技術面の検証は、車両が信号情報を取得して走行するほか、交差点に設置したセンサーによって対向車の有無を確認して右折するなどを行なう。
サービス面では、車両に車掌が同乗して、試乗者の乗降の補助や乗車時の本人確認、車内外の安全確認を行なうなど、自動運転バスの実用化に向けて必要なサービスを検証する。
運行時間は10時から16時の間に往復5便。使用車両は小型バス日野ポンチョをベースにした自動運転車両で、定員は8名。
限定条件の下で、システムが全ての運転タスクを実施し、システムの要請などに応じてドライバーが適切に対応する、自動運転レベル3相当で走行する。
一般試乗の予約は8月5日10時から8月20日15時まで、予約サイトで受け付ける。先着順で、募集人数は400名。なお、天候・災害などの理由により、中止になる場合がある。