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地方銀行初のMastercardデビット「トマト銀行Mastercardデビット」
2019年7月31日 08:15
オリエントコーポレーション(オリコ)は、トマト銀行と地方銀行初となるMastercardブランドのデビットカード「トマトMastercardデビット」の発行業務を受託することで合意。トマト銀行で7月31日より取扱いを開始する。
トマトMastercardデビットは、利用の都度、会員指定の口座から代金が即座に引き落とされる即払い式のカードで、国内外のMastercard加盟店で利用可能。また、海外ATMでの現地通貨による預金引き出しにも対応。Mastercardタッチ決済(非接触決済機能)を搭載し、コンタクトレス対応のMastercard加盟店でかざすだけで決済可能となる。
トマト銀行は会員募集やカード発券、口座情報管理などを担い、オリコはMastercardとの精算業務や会員からの照会対応等を行なうコールセンター業務などを受託する。
申込対象者は、15歳以上(中学生を除く)で、トマト銀行の普通預金口座を持つ個人。同カードでは利用金額の0.2%をキャッシュバック(利用月の翌月27日に付与)する。年会費は初年度無料で、2年目以降1,000円。ただし、15~23歳以下の会員もしくは年間ショッピング金額合計が10万円(税込)以上の場合は2年目以降も無料。
また同カードは、大日本印刷(DNP)が国際ブランドのデビット決済の導入・運用に必要な機能を提供する「DNP国際ブランドデビット 決済サービス」を採用した初のサービスとなる。
DNP国際ブランドデビット 決済サービスは、金融機関がブランドデビット決済サービスを導入する際に、設定する必要がある項目を標準パッケージ化。従来のデビット決済サービス開始までに必要な期間を約半分に短縮可能としている。この第1弾として「トマトMastercardデビット」で運用を開始する。