Google Pixel 4、触れずに操作できるMotion Senseを搭載

Googleは29日(米国時間)、次世代スマートフォン「Pixel 4」に搭載予定のジェスチャー操作機能「Motion Sense」についてブログで発表した。

Pixel 4の本体には、フェイスアンロック用のIRセンサー×2と、フロントカメラ、照度/近接センサー、Soilレーダーチップ、Floodイルミネーター、ドットプロジェクタを装備。これらのセンサー類を用いて、ジェスチャー操作を実現する。

Googleが5年にわたり開発してきたレーダーを用いた動き検出技術「Soil」を採用し、“動き”による操作に対応。Pixel 4はこのSoil対応の初のスマートフォンとなり、曲のスキップやアラームのスヌーズなどを手かざして振るだけで制御できる。この機能がMotion Senseと呼ばれている。

また、顔認識によるロック解除に対応。他のスマートフォンのように“正しい向き”で顔を向けずに、どの向きでも顔認識とロック解除が可能。スワイプ操作も不要という。支払いやアプリの認証などの操作にも顔認証が用いられる。

顔認識用のデータはTitan Mセキュリティチップに格納され、Pixel 4内のみで用いられるなどプライバシーにも配慮。他のGoogleサービスには使われない。