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傘シェアの「アイカサ」、日傘も使える。渋谷区、台東区
2019年7月29日 15:23
傘のシェアリングサービス「アイカサ」は、環境省が官民一体で取り組む「熱中症予防声かけプロジェクト」と連携し、「晴雨兼用傘シェアリングサービス」を展開。晴雨兼用傘を渋谷区58カ所、台東区41カ所に順次配備し、日傘の活用促進を図る。
アイカサは、2018年12月にサービスを開始した傘のシェアリングサービス。料金は1日70円で、1カ月の最大料金は420円。
ユーザーから「日傘仕様のアイカサも欲しい」という声を受け、環境省と企業・団体・自治体等が取り組む熱中症予防声かけプロジェクトと連携し、99%UVカットの晴雨兼用傘を開発。プロジェクトのロゴマーク、マスコットキャラクターがデザインされた晴雨兼用傘を、渋谷区と台東区に配備する。
設置場所は、渋谷区役所(2カ所に設置)、渋谷区文化総合センター大和田、商工会館・消費者センター、渋谷区勤労福祉会館、はつらつセンター参宮橋、他渋谷区52カ所、台東区立下町風俗資料館、台東区立旧東京音楽学校奏楽堂、JR上野駅(公園口)、JR御徒町駅、京成上野駅、他台東区36カ所。
環境省では、熱中症発症者数の増加が見込まれる夏季を中心に、夏の熱ストレスを1人ひとりの工夫で低減できる暑さ対策として、暑さ指数の低減効果が比較的高い「日傘」の活用を推進している。環境省は渋谷区、台東区賛同の下、晴雨兼用傘シェアリングサービスの展開を推進する。