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シャープ、アイススラリーが作れる保冷バッグ開発中【猛暑対策展】
2019年7月26日 13:40
猛暑対策展が7月24日から26日の期間で、東京ビッグサイトで開催。ここではシャープのTEKION LABにて進められている新しい保冷バッグ開発について紹介する。
TEKION LABでは、蓄冷材ユニットと保冷バッグがセットになった「保冷バッグ TK-S001N」(5,500円)を商品化。TK-S001Nは、凍らせた蓄冷材ユニットを保冷バッグにセットし、そこにビールや日本酒などを入れて30分待てば、飲み頃になるという商品。
液晶材料の研究で培った技術をベースに開発した蓄冷材料は、氷点下を約2時間キープできるという。
現在開発が進められているのは、暑さ対策を目的としたものでは、身体の外から冷やすための保冷具と、身体の中から冷やすための、ドリンクをシャーベット状にしたアイススラリーが作れる蓄冷材。保冷具は刺激を与えず優しく冷却できる20℃を目指し、アイススラリーが作れる蓄冷材は胃に負担をかけることのない冷却飲料とする-1℃を目指している。
なおアイススラリーが作れる蓄冷材は、ブース担当者によれば「1時間くらいでアイススラリーができる」と具体的な話も出ていたので、開発もかなり進んでいると思われる。
暑さ対策以外にも、ワインを適正な温度で楽しむために16℃、12℃、8℃をキープする商品や、厳正な温度管理を行なえる従来比約1.5倍の保冷時間を持つ商品も企画されている。
なお、商品化の時期は未定とのこと。