カシオ計算機は、中国の時計メーカー広州時刻美表業有限公司(SKMEI社)とその他の関連者を相手に提起した意匠権侵害訴訟において、広東省深セン市中級人民法院の一審で勝訴した。
意匠権侵害を受けた「G-SHOCK GWG-1000」 カシオは2018年4月、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」に類似したデザインの時計を無断で製造・販売するSKMEI社とその他の関連者が意匠権の侵害を行なっているとして、広東省深セン市中級人民法院に提訴。結果、'19年6月にカシオの主張が認められ、SKMEIらに対して、製造・販売の中止、損害賠償金438万元(約7,000万円)の支払いを命じる判決が下された。
カシオは、引き続き行なわれる控訴審においても正当性を主張していく。