スマホ決済利用率1位はLINE Pay。ジャストシステム調査

ジャストシステムは、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「Eコマース＆アプリコマース月次定点調査(2019年6月度)」の結果を発表した。スマホ決済の利用率1位は「LINE Pay」、2位は「PayPay」。実店舗での支払いにスマホ決済を用いる人の割合は約3割という結果となった。

調査期間は6月24日から29日。対象はFastaskのモニタのうち、17歳から69歳の男女1,100名。調査方法はFastaskでのアンケート調査。

スマホ決済サービス、電子マネー利用者のサービスの利用率は「LINE Pay」が最も多く41.2％、次いで「PayPay」が38.8％、「楽天ペイ」「楽天Edy」はともに30.6％となった。男女別では、女性が最も利用しているのがLINE Payで50.4％、男性はPayPayで38.4％。

実店舗で利用する現金以外の支払い方法では、最も多く挙がったのが「クレジットカード」で81.6％、続いて「カード型電子マネー」で49.7％、「商品券・ギフト券」32.7％。「スマートフォンの決済(端末をかざすことで決済できる)機能」を利用している人の割合は27.4％で、2018年6月度調査(16.3％)から大幅に増加。20代、30代、40代は3割を超え、20代が32.3％、30代が30.8％、40代が33.9％となった。

ECで買いたい商品を探す方法では、「特定のECサイトやアプリで検索」が47.6％。次いで「商品自体をGoogleやYahoo!で検索」(31.9％)、「ECサイトをGoogleやYahoo!で検索し、ECサイトの検索機能で探す」(17.0％)。よく買い物をする時間帯は「21時～22時台」が最も多く37.2％。次いで「19時～20時台」(13.6％)、「23時～24時台」(11.4％)。

ECでの「商品の探し疲れ」に関する質問では、「探し疲れて購入を諦めたことがある」が46.4％、「探し疲れたことはあるが、購入を諦めたことはない」が30.4％、「探し疲れたことはない」が20.5％となった。「探し疲れて購入を諦めたことがある」の割合を男女別に見てみると、男性は42.3％に対し、女性は半数を超える52.4％。