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コード決済の満足度1位はメルペイ、利用頻度はPayPay。MMD調査
2019年7月18日 16:43
MMD研究所は、「2019年7月QRコード決済の満足度調査」の結果を発表した。利用頻度が最も高いのは「PayPay」、総合満足度とNPS(顧客推奨度)は「メルペイ」が1位という結果となった。調査方法はインターネット調査。対象は18歳から69歳のQRコード決済(PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ)を利用している男女600人。調査期間は6月14日から18日。
メインで利用しているQRコード決済サービスを知ったきっかけは、「公式サイト」が20.2%、次いで「関連アプリ上での案内」が17.3%、「企業からの配信メール」が12.8%という結果になった。
サービス別ではPayPayのトップが「テレビCM」。楽天ペイ、d払いは「公式サイト」。au PAY、メルペイは「関連アプリ上での案内」。LINE Payは「公式サイト」と「関連アプリ上での案内」が同率でトップとなった。
使い始めた理由では「ポイントがたくさん貯まるから」が44.0%、次いで「キャンペーンを知って興味を持ったから」が43.5%、「普段使っているサービスとポイントが連動しているから」が26.0%。
サービス別ではPayPay、LINE Pay、メルペイのトップが「キャンペーンを知って興味を持ったから」。楽天ペイ、d払い、au PAYは「ポイントがたくさん貯まるから」という結果になった。
各サービスの利用頻度について「1週間に1回以上利用する」と回答した利用者は、PayPayが73.0%、LINE Payが65.0%、楽天ペイが63.0%、メルペイが54.0%、au PAYが51.0%、d払いが47.0%。PayPayの利用頻度が最も高く、利用者の約7割が1週間に1回以上利用していることが分かった。
メインで利用しているQRコード決済の満足度では、「満足」「やや満足」をあわせた総合満足度が最も高かったのはメルペイで71.0%、次いでLINE Payが68.0%、楽天ペイが66.0%。「やや不満」「不満」をあわせた総合不満度は全サービスで10%に満たない結果となった。
また、家族や友人にオススメしたいかどうか10点満点の点数を付けてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出。全体では9点から10点をつけた推奨者が18.2%、7点から8点をつけた中立者が45.2%、0点から6点をつけた批判者が36.7%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-18.5。サービス別のNPSは、メルペイが2.0で最も高い結果となった。