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日本コンピュータビジョン設立。ソフトバンク系スマートリテール

ソフトバンクは、画像認識ソリューションの開発・提供を行なう100%子会社「日本コンピュータビジョン」を設立した。スマートビルディングやスマートリテールなどで、顔認証等を使った画像認識によるビジネスソリューションを強化する。

事業の開始当初は、企業からの需要が高いというスマートビルディングやスマートリテール分野向けのソリューションを提供する予定。

スマートビルディングは、オフィスビルなどの建物のゲートやドアにおいて、顔認証による入退室ができるソリューションを展開。スマートリテールでは、来店客が購入を検討した商品などの情報の認識や記録を行ない、店内行動に基づいておすすめ商品や割引情報を来店客のスマートフォンを通じて知らせるなど、新たな買い物体験ソリューションを提供予定としている。

技術パートナーとして、香港SenseTime Groupと協力し、先進的な画像認識技術を活用したソリューションを開発。ソリューションの設計および構築は、日本の各種法令やガイドラインに準拠し、日本コンピュータビジョンが担当する。サービスの提供開始時期は、今夏以降を予定している。