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コクヨ、子供の頑張りを見える化する「しゅくだいやる気ペン」
2019年7月11日 20:48
コクヨは、鉛筆に取り付けてスマートフォンアプリと連動させ、子供の勉強への取り組みを見える化するIoT文具「しゅくだいやる気ペン」を、7月17日に発売する。価格は4,980円。アプリは無料で、対応デバイスはiOS 11以上のiPhone、iPad。
しゅくだいやる気ペンは、市販の鉛筆(適合目安:六角形・軸径7mmから8mm)に取り付けて使用。子供がしゅくだいやる気ペンが装着された鉛筆を使って文字を書くと、加速度センサーが働く。その測定データを勉強に取り組むことで溜まる「やる気パワー」として記録し、しゅくだいやる気ペンのLEDの色変化として見える化する。
データは本体内のメモリーに保存され、使用後にBluetoothでスマートフォンと通信し、アプリと連動させる。
アプリでは、ペンに溜まったやる気パワーの量に応じて「やる気の木」が成長。すごろく形式の「やる気の庭」を進み、アイテムを獲得できる。また、カレンダーやグラフで、日々の頑張りを確認できる。
やる気の庭は全18ステージ。様々なアイテムを収集できるようにすることで、子供のやる気を起こさせるという。
また、保護者にとっては子供の努力をカレンダーやグラフとしてひと目で確認できるため、褒めるポイントを発見しやすいとしている。
しゅくだいやる気ペンは、親子のコミュニケーションを通して「やる気」を育む商品として、2016年より企画開発をスタート。事前モニター調査では、「子供が自ら家庭学習をするようになった」が約8割、「子供をほめる回数が増えた」が約9割という結果になったという。モニター/事後アンケート参加者は86名で、小学校1年生から4年生の子供と保護者。
充電時間は約2時間で、1日40分使用の想定で約5日間使用可能。販売は、コクヨ公式オンラインショップ「コクヨショーケース」。年間販売目標は1億円。