ニュース
“携帯モード”に特化した「Nintendo Switch Lite」。19,980円
2019年7月10日 22:28
任天堂は、Nintendo Switchのバリエーションモデルとして、テレビに映像を出力する「TVモード」を省き、携帯ゲーム機としての利用に特化した「Nintendo Switch Lite」を発表した。9月20日発売。価格は19,980円で、既存のSwitchの29,980円から1万円低価格になっている。カラーはイエロー、グレー、ターコイズ。
既発売のSwitchは、携帯ゲーム機であると共に、据え置きゲーム機としても使え、2つのスタイルを“スイッチ”できるのが特徴。付属のドックに本体を差し込むと、ドックからテレビへ映像出力ができる「TVモード」となり、本体モニタ左右のコントローラー「Joy-Con」を取り外し、TVモード時のコントローラーとしても利用できる。
新製品のNintendo Switch Liteは、このTVモードが無くなり、携帯モード専用となっている。そのため、ドックは付属せず、画面左右のコントローラーも着脱できない。ドックには非対応で、テレビでゲームを遊ぶことはできない。また、既存モデルのJoy-Conに搭載しているHD振動機能も無い。
その代りに低価格になっているほか、コントローラーと一体型とする事で、小さく、軽く、持ち運びしやすくなっている。
画面サイズは5.5型で、解像度は1,280×720ドット。解像度は既存モデルと同じだが、画面サイズは6.2型と比べ、小さくなっている。
外形寸法は91.1×208×13.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は約275g。既存モデルは102×239×13.9mm(同)で、約398g。バッテリ持続時間もSwitch Liteの方が長く、約3~7時間で、既存モデルは2.5~6.5時間。
ゲームソフトは、携帯モードに対応したすべてのNintendo Switchソフトが利用可能だが、Joy-Conの機能であるHD振動、モーションIRカメラ、Joy-Con内蔵のモーションセンサーを利用するソフトは、本体だけでは遊び方に制限が出る。
ただし、別売のJoy-Conを購入し、ワイヤレス接続して利用する事は可能。同じく、別売のNintendo Switch Proコントローラーも利用できる。
Nintendo Switch Lite ザシアン・ザマゼンタも発売
なお、「ポケットモンスター」シリーズの最新作として11月15日に発売を予定している「ポケットモンスター ソード・シールド」。その中に登場する伝説のポケモン「ザシアン」、「ザマゼンタ」のデザインを取り入れた「Nintendo Switch Lite ザシアン・ザマゼンタ」も、11月1日に19,980円で発売する。
左側のボタンに「ソード」を表すシアン色を、右側のボタンに「シールド」のマゼンタ色を採用し、本体裏面には光沢感のある印刷で伝説のポケモンが描かれるなど、「ポケットモンスター ソード・シールド」をテーマにしたデザインになっている。