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郵便局のロッカー「はこぽす」からメルカリの商品発送。首都圏4カ所

日本郵便とメルカリは7月10日から、「メルカリ」で売れた商品を、郵便局や駅などに設置されたロッカー「はこぽす」から発送する実証実験を、首都圏4カ所で開始する。対象となるはこぽす設置場所は、八千代郵便局、新松戸駅、南与野駅、ローソン ゲートシティ大崎アトリウム店。

配送方法が「ゆうゆうメルカリ便」の商品が対象。ゆうゆうメルカリ便とは、発送時に二次元コードを使用することで伝票を記入する必要がなくなると同時に、出品者・購入者の双方が住所・氏名などを開示せずに取引ができる匿名配送に対応したサービス。

はこぽすから発送する場合は、出品する際の配送方法にゆうゆうメルカリ便を指定し、「ゆうパケット」または「ゆうパック」を選択。対象のはこぽすに荷物を持ち込み、「郵便局用二次元コード」をリーダーにかざすと伝票が出力されるので、その伝票を荷物に貼り、画面の案内に沿ってはこぽすに荷物を入れる。

今回のサービスの狙いは、利用者の発送の利便性向上と、配送業者の利用者対応に要するオペレーション負荷の軽減。

今後は実証実験の結果を踏まえ、展開地域の拡大を検討する。

はこぽすの営業時間は、八千代郵便局と新松戸駅が24時間、南与野駅が初電から終電、ローソン ゲートシティ大崎アトリウム店が7時から22時。

なお、メルカリで購入した商品の受取場所としては、全国約653カ所のはこぽすで対応している。