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ソニーと大和証券が投資ファンド。200億円規模

ソニーと大和キャピタル・ホールディングスは、両社による共同ファンド組成のための合弁会社Innovation Growth Ventures(IGV)を設立した。IGVは今後大きな成長が期待できる産業分野のベンチャー企業を対象とした投資ファンド「Innovation Growth FundⅠL.P.」の出資持分の第一次募集を完了し、ファンドの運営を開始した。

ソニーは、2016年7月にコーポレートベンチャーキャピタルSony Innovation Fundを設立し、日本と北米、欧州の拠点において、AIやロボティクスなどのスタートアップ企業を対象とした投資を行なっている。過去3年間で40件超の投資しているが、ベンチャー企業を対象とした投資活動を拡大、推進するため、同ファンドの組成に至ったとする。

ファンドの第一次募集で三井住友銀行、大阪商工信用金庫等の金融機関、三菱UFJリースや学校法人などがリミテッドパートナーとして参画。IGVは、ソニーと大和証券グループのそれぞれのグループの基盤を活用しながら同ファンドの投資先の支援を行ない、ファンドのパフォーマンスを最大化していく。最終的に150~200億円超のファンド規模を目指すとしている。