ニュース

カシオ、スマホ連携で最薄8.9mmの「EDIFICE」

カシオ計算機は、スリムなフォルムにタフソーラーやスマートフォンリンク機能を搭載した「EDIFICE EQB-1000YD」を8月8日に発売する。価格は45,000円。

EQB-1000YDは、機能を進化させながら0.01mm単位までこだわって薄型化を追求した腕時計。モジュールの各部品を薄型化するとともに、従来は基板の表裏に配置していた部品を片面のみに高密度で実装。スマートフォンリンク機能搭載で最もスリムな「EQB-800」より4.1mm薄く、ケース厚は8.9mm。

ケース側面

発電効率を高める遮光分散型ソーラーパネルのセル形状を最適化し、インダイアル部のみで十分な電力量が確保できるようになった。これにより、メタル製の文字板の採用が可能となり、ベゼルと同様に上質さを感じさせるヘアラインの仕上げを施したという。

EQB-1000YD

機能面では、新たに「ラストラップインジケーター」を搭載。ラップタイムの計測時、前回のタイムとの差を-5秒から+1秒の範囲でインダイアルに指し示す。また、文字板には2都市のワールドタイムを同時に表示。

ラストラップインジケーター

Bluetooth low energy対応で、スマホアプリと連携し、正確な時刻に自動修正したり、300都市以上のワールドタイムを設定したりできる。モータースポーツに必須な時刻の正確性に加え、ストップウオッチデータ転送など、レースでも活用できる機能の充実にもこだわったという。

外形寸法は49.9×45.6×8.9mm。重量は約135g。使用電源はタフソーラーで、連続駆動時間はパワーセービング状態で約19カ月。10気圧防水対応。