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メルペイ、QRのユーザー読み取り対応。高円寺の商店街をジャック

メルペイは、店頭に設置したQRコードを利用者が「メルカリ」アプリ内のQRコードリーダーで読み取って支払う「お客さま読み取り式」のQRコード決済サービスの提供を開始した。加盟店はメルペイが発行するQRコードを店舗に掲出するだけで支払いを受け付けられる。

アプリのコードリーダーで店舗に置かれたQRコードを読み取る

メルペイでは従来、非接触決済サービス「iD」での決済とユーザーが提示したQR/バーコードを店舗側で読み取る「店舗読み取り式」(CPM)に対応。今回、「お客さま読み取り式」(MPM)に対応し、店舗側はタブレットやスマホが準備不要で導入できるようになる。

「お客さま読み取り式」コード決済の利用方法は、メルカリアプリ内のメルペイタブから、コード払いをタップ。 コード払いの画面の「QRコード読み取り」をタップし、コードリーダーで店舗に掲出されているQRコードを読み取る。決済画面で支払い金額を入力し決済完了。

スタンドのデザインは現段階のもので、今後変更の可能性がある
決済完了画面

また、高円寺の商店街と共同で、商店街の活性化・キャッシュレス支援を目的とした合同キャンペーン「高円寺メルペイ通り」を実施。期間は6月28日から7月5日まで。期間中、高円寺商店街の中のルック商店街(新高円寺通商店街振興組合)をジャックする。商店街ジャックは原宿竹下通りに続く第2弾となる。

高円寺ルック商店街

高円寺は古着等、リユースの店舗が多く、中古品の売買が根付いており、メルカリ利用者が多いエリア。今回、高円寺ルック商店街では商店街へのメルペイ決済の導入を通じて、メルカリの主な利用者層である10代から30代の若年層を中心とした顧客数の向上、キャッシュレス化による商店街・地域全体の活性化を目指すべく、この取り組みの共同開催を決定。

開催にあたり、商店街の理事会や関係者向けに「メルペイ講座」を事前開催。メルカリやメルペイの利用方法をレクチャーし、実際に体験してもらうなど、導入サポートを行なったという。高円寺の商店街のメルペイ加盟店は160店舗で、ルック商店街だけでは約40店舗。今後、高円寺エリア全体で加盟店拡大を目指す。

さらに、メルペイの「お客さま読み取り式」コード決済が利用できる店舗で高円寺メルペイ通り開催を記念した特別割引キャンペーンを実施。第1弾として、アンティーク家具ショップ「malto」にて、「お客さま読み取り式」のコード払いで商品が200円引きされる。期間は6月28日から7月5日まで。第2弾も7月下旬に開催予定。

アンティーク家具ショップ「malto」