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ミクシィとGMO、イベント特化型のタッチ決済システム

ミクシィとGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)、GMOペイメントサービス(GMO-PS)の3社は、ミクシィのエンターテインメント事業ブランド「XFLAG」にて、割り勘や後払いに対応したイベント特化型のキャッシュレス「タッチ決済」システムのサービスを開発した。

ミクシィが培ってきたコミュニケーションサービスでのノウハウを活かし、“みんなでワイワイ楽しめる”「タッチ決済」システムを開発。友だちと一緒に盛り上がれる「エンタメ決済」機能を搭載している。利用にはXFLAGのアカウント「XFLAG ID」の登録が必要。

タッチ決済システムは、イベント入場時に渡されるICチップ入りの専用リストバンド「ORABAND」と来場者のXFLAG IDを連携させることで、商品購入時にORABANDを読み取り端末にタッチするだけで決済が完了する仕組み。

現金を持ち歩くことなくスムーズにグッズやフードを購入することができ、自身のスマートフォンに購入履歴が表示。支払いは登録したクレジットカードもしくはコンビニで後払いできる。GMO-PGがクレジットカード決済システム、GMO-PSが後払いの決済システムを提供する。

エンタメ決済機能は、最大4人で自動的に割り勘ができる「割り勘決済」、ポテトやポップコーンの決済時にルーレットによって5種類の中から1つの味がランダムで当たる「フレーバールーレット」、決済と連動してワゴン販売のワゴンのLEDや売り子のアクセサリーがインタラクティブに光る演出などがある。

7月13日、14日の2日間、幕張メッセ国際展示場で開催するエンターテインメントイベント「XFLAG PARK 2019」で初導入。ORABANDを利用することで、決済以外にイベント会場への再入場や限定エリアへの入場も可能としている。

今後は、エンタメ決済機能をはじめ、機能を拡充するとともに、エンターテイメントやスポーツのイベント会場などへの導入を目指す。