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東京メトロ、ツアーアプリと連携。沿線スポット訪問履歴と写真を紐づけ

東京メトロとスポットツアーは、デジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」の実証実験を7月1日より開始。沿線地域の魅力発信による観光需要創出の可能性を検証する。参加費は無料。

SpotTourには、複数の観光スポットを案内するツアーが登録されており、各スポットの情報を画像や動画などで確認できる。実際にツアー内の観光地を訪れると、端末の位置情報を用いて限定スタンプが押されるスタンプラリーや、各スポットを訪問した日時履歴を自動で残すツアーカード、訪問先で撮影した写真をスポットと紐づけてフォトブックを生成するなどの機能を備えている。

第1弾として、東京メトロが4月1日から6月30日に実施したスタンプラリー「駅から始まるさんぽ道」春コースに、更に新たなスポットを追加したSpotTour独自のツアーを7月1日より公開。従来のスタンプラリーで春コースに参加していない人でも、アプリで参加すれば全コース達成賞を含むキャンペーンに応募可能。

ツアー内容は千駄木駅コース、西葛西駅コース、飯田橋駅コースの3種類。

千駄木駅コースは「海外の人も注目する、下町情緒あふれる街。」がコーステーマで、主なスポットは夕やけだんだん、やなか健真堂、金吉園など。

西葛西駅コースは、「川沿いの自然を満喫、西葛西公園。」がコーステーマで、主なスポットは行船公園(平成庭園)、江戸川区自然動物園、フォーシーズンカフェなど。

飯田橋駅コースは、「夫婦円満と縁結び、粋な江戸風情を味わって。」がコーステーマで、主なスポットは、東京大神宮、カナルカフェブティック、不二家など。

それぞれのコースにアプリ限定スポットが8カ所以上追加される。

今後は、地域に精通している人からこだわりのツアーを投稿してもらい、SpotTour上に掲載する予定。参加者は好みのツアーを選択し、アプリ上で案内やスポットの詳細な情報を見ながら、ツアーを楽しめるようになるとしている。