ニュース

楽天のサービスが横浜に大集結する「Rakuten Optimism」。ペイ55%還元

楽天は、楽天グループ各社の5G時代の取り組みやサービスを体験できる大規模イベント「Rakuten Optimism 2019」を7月31日から8月3日まで、パシフィコ横浜で開催する。入場無料の体験型イベントで、楽天のサービスの未来を体験できる「フューチャー・ワールド」などを用意。会場内の飲食や会計は完全キャッシュレス化され、「楽天ペイ(アプリ決済)」では支払い額の55%分の楽天スーパーポイントをプレゼントする。

Rakuten Optimismのテーマは、「5G時代を、先取りしよう。」。'19年秋に通信事業に参入し。2020年6月には5Gサービスを展開する楽天が、大容量・低遅延・他接続などの5Gを生かし、どのようなサービスを実現するかを紹介する。

フューチャー・ワールドの近未来体験エリアでは、デジタルクローゼットやFCバルセロナやチェルシーFC、ヴィッセル神戸が対戦するサッカー「Rakuten CUP」の試合ハイライトを8K VRで体験できる「Rakuten CUP VR」などを用意。実際にピッチにいるかのようなサッカー体験が可能という。

デジタルクローゼット
Rakuten CUP VR

ヴィッセル神戸の選手とバーチャルなパスのやり取りができる「Virtual Football Practice」も展開。5Gの特徴や楽天のスポーツ、テクノロジーへの取り組みを合わせて体験可能とする。

楽天市場の買い物キャラクター「お買い物パンダ」のエリアも用意。クリアファイルやメモ帳、リングノート、ペン、モバイルバッテリーなどのお買い物パンダグッズを販売する。また、3Dスキャンした自分のアバターとお買い物パンダで一緒にダンスできる体験型映像コンテンツ「あなたの3Dアバターでお買い物パンダとダンス!」も体験可能となる。

グルメエリアでは、楽天市場出店の人気企業のお取り寄せグルメを限定販売。オリジナルメニューなども用意される。

お買い物パンダエリアやグルメエリア、ライフスタイルエリアなどでの販売商品や飲食は、完全キャッシュレス化。楽天ペイ、楽天Edy、楽天カードのほか、Suica等交通系電子マネーや、他社クレジットカード、デビットカードも利用可能。

東北楽天ゴールデンイーグルスのホーム「楽天生命パーク宮城」や、ヴィッセル神戸のホーム「ノエビアスタジアム神戸」などを“キャッシュレススタジアム”化している楽天が、関東圏では初の完全キャッシュレス体験として展開。

スタジアムでは、レジスピードの向上や釣り銭間違いの防止、レジ締めの短縮などが実現されており、その成果を一般向けの会場でも展開する。神戸ではキャッシュレス化により、飲食購入金額が前年比50.2%増、仙台でも26.7%に増加したという。

キャッシュレススタジアムの成果
ドローンも展示

Rakuten Optimism会場における楽天ペイアプリでの決済では、55%のポイントを還元。キャッシュレスの魅力を訴求する。特典上限は一人1,000ポイントまで。

ライフスタイルエリアでは、フリマアプリ「ラクマ」やショッピングSNS「ROOM」、配送サービス「Rakuten EXPRESS」、動画配信「Rakuten TV」などのサービスを紹介する。

8月3日の17時からは、YOSHIKIによるライブパフォーマンス「Rakuten YOSHIKI Night」も実施。チケットは抽選制で、6月27日からエントリー募集を開始する。

8月3日の17時からは、YOSHIKIによるライブパフォーマンス「Rakuten YOSHIKI Night」も実施。チケットは抽選制で、指定の楽天サービス(楽天カード、楽天市場、楽天モバイル)利用者から抽選で2,200組、4,400名を招待する。6月27日に詳細を発表し、エントリー募集を開始する。

Rakuten YOSHIKI Nightを開催

5G次代に向け、楽天サービスのクロスユースを加速

これまで、楽天市場など各事業部が独自にやっていたイベントを、2019年はすべて集約してRakuten Optimismとして展開。楽天ブランドは、FCバルセロナのスポンサーなどで、「海外でも名前は知られるようになったが、何をしているかわからない」という状況となっており、その解消のために'18年に米国で第1回のOptimismを開催。楽天(楽天主義)のOptimismをイベント名に冠している。

楽天 河野CMO

さらに、「5G」と今秋の通信参入という楽天の今後の注力事業の展開にあたり、各サービスを一同に介して、将来への取り組みを紹介。「5Gによるインパクトを一緒に考えてほしい」とする。

また、もう一つのテーマとするのが「楽天サービスのクロスユース加速」。BtoC、BtoBのいずれでも、7割以上の利用者が2つ以上の楽天サービスを使っているとのことで、「楽天グループの様々な取り組みやサービスを知っていただき、クロスユースを増やしていきたい」(楽天 河野奈保CMO)とした。