Microsoft、次世代ゲーム機「Project Scarlett」を2020年末発売へ

米Microsoftは10日、ゲーム関連イベント「Electronic Entertainment Expo(E3)」において、次世代のコンソールゲーム機、コードネーム「Project Scarlett」を2020年末のホリデーシーズンに発売すると予告した。

次世代のコンソールゲーム機、コードネーム「Project Scarlett」

「コンソールのパワー、スピード、パフォーマンスの新たな基準を打ち立てる製品」と位置づけられており、AMDと協力し、最新のZen 2、およびRadeon RDNAアーキテクチャを使ったカスタムデザインのプロセッサを投入。新たなレベルの没入感を実現できるという。

紹介映像の中には基板やプロセッサを写したようなシーンも

GDDR6メモリや、次世代のSSDも搭載。光の反射や屈折などを表現するレイトレーシング技術のハードウェアアクセラレーション機能や、可変リフレッシュレート、8K解像度のサポート、超低レイテンシ入力、120fpsのサポートなども実現。また、ゲームソフトなどで、これまでのXboxシリーズとの互換性も維持するという。

E3ではさらに、新たなゲームコントローラーとして「Xbox Eliteワイヤレスコントローラーシリーズ2」を発表。ユーザーからの意見を取り入れ、熱烈なゲーマーをターゲットに開発したというモデルで、高いパフォーマンス、カスタマイズ性能、40時間動作するロングバッテリー仕様などが特徴という。11月4日に海外で発売予定。価格は179.99ドル。