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Google Nest Hubは15,120円。7型+音声操作のスマートディスプレイ
2019年6月5日 11:10
Googleは、7型タッチ液晶を備えたスマートディスプレイ「Google Nest Hub」を6月12日より発売する。価格は15,120円(税込)。カラーはChalk、Charcoal、Aqua、Sand。ビックカメラやヨドバシカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店やGoogle Store、楽天ブックスなどで販売する。
Nest Hubは、Googleアシスタントでの音声操作に対応したスマートディスプレイ。ディスプレイは7型/1,024×768ドットで、音声での操作のほか、タッチスクリーンの操作にも対応。音声とタッチ操作を組み合わせて、音楽や動画、情報取得などに活用できる。人の声を聴き分けるボイスマッチ機能を使えば、最大6人が好みに合わせたカスタムルーティンを作成できる。
YouTubeの動画を再生したり、Google Mapsやカレンダーの表示に対応。またキッチンに設置し、料理をしながら声で操作し、レシピを再生しながら料理するといった使い方もできる。また、購入者にはYouTube Premiumを3カ月無料で利用可能で、YouTube MusicやYouTubeの動画を広告なしで利用可能。オフライン再生やバックグラウンド再生も行なえる。
YouTubeのほか、AWAやうたパス、ビデオパス、Google Play Music、Spotify、dヒッツ、Hulu、ラジコ、U-NEXTなどの音楽・動画サービスや、ウェザーニュースや日経電子版、テレ朝ニュースなどのニュース、クラシルやDELISH KITCHENなどのレシピサービスに対応する。
フォトフレームとしても利用可能。Google Photoにアップロードされた写真を共有、常に最新の写真をディスプレイに表示できる「リアルタイム共有アルバム」に対応する。また、「OK Google,京都の写真を見せて」と話しかけるだけで、京都旅行の写真を表示できる。
発話に応じて、フォトライブラリから写真を呼び出しも可能で、周囲の明るさに合わせてディスプレイの輝度・色温度を自動的に調整「アンビエントEQ」も搭載する。
無線LANはIEEE 802.11b/g/n/ac、Bluetooth 5.0に対応。Chromecast機能も備えており、スマホで見ているYouTube動画をNest Hubに出力などの利用も可能。
対応するスマート家電を制御する“ハブ(Hub)”機能も備え、Nest対応製品と連携。エアコンや照明を声で操作したり、ディスプレイを使った様々なデバイスの設定・コントロールができる。
電源はACアダプタ。外形寸法は、178.5×67.3×118mm(幅×奥行き×高さ)、重量は480g。
画面がついてより便利に
Google Next事業本部長の秋山有子氏は、Googleアシスタント対応デバイスが10億台を超え、アクティブユーザー数も昨年比で4倍になったことを紹介。Google Homeが日本に受け入れつつあるなかで、新たな提案としてディスプレイ付きのNext Hubを披露した。音声での検索、YouTubeやマップなどをディスプレイで確認できることや、リビングに合うデザインなどを訴求していく。
また、ディスプレイを活かしたアクションなど、外部開発者との協力も進めていく。
海外では、Google Home Hubとして昨年秋に発売されていたが、日本展開が6月となった理由については、「早く日本にというお声はいただいていたが、言語対応や画面、音声の最適化で時間が必要だった」と説明。海外で発表されている10型ディスプレイ搭載の上位モデル「Nest Hub Max」の日本展開については、「本日お話しできることはない」とした。