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葛飾区 立石駅前に高層マンション。防災拠点となるまちづくり目指す
2019年6月4日 16:14
野村不動産と阪急阪神不動産は、東京都葛飾区立石駅南口の再開発について、葛飾区より都市計画決定の告示がなされたことを発表した。
場所は東京都葛飾区立石一丁目および四丁目の一部。事業名は「立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業」。2013年8月に市街地再開発準備組合が設立され、清水建設が事業協力者に、野村不動産、阪急阪神不動産が参加組合員予定者となり、本計画の検討を推進してきた。
京成電鉄押上線の京成立石駅周辺では、今回の立石駅南口東地区のほか、立石駅北口地区、立石駅南口西地区の再開発と、駅周辺を中心とした大規模なまちづくりが検討されているという。
立石駅南口東地区では、老朽化した建物が密集、また狭隘道路が多数存在しており、防災面において課題があるとした上で、本事業では防災性を向上させ、緊急時には地区周辺の住民や帰宅困難者が避難でき、防災拠点となるようなまちづくりを目指すとしている。
施行区域面積は約1.0ha。建築物の高さは約125m。主要用途は住宅、店舗、業務、公益、駐車場等。住宅の予定戸数は450戸。
今後の予定は、2019年度に再開発組合(本組合)設立認可、2020年度に権利変換計画認可、2021年度に施設建築物工事着手、2024年度に施設建築物竣工。