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au、迷惑SMS・電話を自動検知して警告する新アプリ

KDDI、沖縄セルラーは4日より、迷惑SMS・電話を検知し、スマホに警告表示するサービス「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリ(iOS/Android)の提供を開始した。利用条件は、auスマートパス会員(月額372円)もしくはauスマートパスプレミアム会員(月額499円)。

Androidのイメージ。迷惑電話着信時(左)、迷惑SMS受信時(右)

迷惑メッセージ・電話ブロックは、警察・自治体からの情報提供や、トビラシステムズが収集し構築した「迷惑電話番号データベース」を使い、迷惑SMS・電話と思われる電話番号からの着信を自動的に検知し、警告表示を行なうアプリサービス。

アプリアイコン

迷惑SMS・電話と思われる電話番号からの着信時に警告画面を表示。iOSのメッセージの場合は迷惑SMSフォルダに振り分けられる。

iOSのイメージ。迷惑電話着信時(左)、迷惑SMS受信時(右)

また、トビラシステムズの事業者電話番号データベースをもとに、公共施設や企業などからの着信時に、発信元名称を自動で表示する。スマホのアドレス帳に登録のない番号でも、着信元がわかるため、電話に出るべきかどうかの判断をしやすくなるとしている。

データベース内にある番号からの着信時。Androidのイメージ(左)、iOSのイメージ(右)

架空請求詐欺、オレオレ詐欺、還付金詐欺などの特殊詐欺による2018年の被害総額は363.9億円、被害認知件数は16,000件以上に上るという。さらに近年は迷惑電話に加え、宅配業者を装った詐称SMSなど、SMSを用いた巧妙な手口による架空請求被害が増加。

これらを踏まえ、KDDIは、これまで迷惑電話対策として提供してきた「トビラフォンモバイル for au」に迷惑SMS対策機能を追加し、新たなサービスとして迷惑メッセージ・電話ブロックを提供するとしている。

動作イメージ(Android):迷惑電話篇
動作イメージ(Android):迷惑SMS篇