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ダイドーの自販機貸し傘、電車の忘れもの傘で展開

ダイドードリンコは、自動販売機を活用して傘を無償で貸し出す「レンタルアンブレラ」を、鉄道会社等の「忘れもの傘」を活用した「リサイクル傘」のみで展開する。

レンタルアンブレラは、自動販売機に傘を設置し、急な雨などの際に無償で貸し出すサービス。ダイドードリンコが自販機を活用した地域社会への貢献活動として2015年10月より開始した。

2016年から資源の有効活用、環境負荷低減の観点より鉄道会社等から提供された忘れもの傘をリサイクルし、ダイドードリンコ制作の貸出用傘と併用。2019年度より更なる環境への配慮を目的に、新たな貸出用傘は制作せず、リサイクル傘のみでの展開を目指す。

リサイクル傘は、近畿日本鉄道、西武鉄道、東急電鉄、名古屋鉄道、JR西日本から提供された忘れもの傘を主に活用。ステッカーを貼り付けるなどの加工を施し、レンタルアンブレラBOXに格納するリサイクル傘を製作する。

展開エリアは、北海道(函館市内)、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、山梨県、長野県、新潟県、愛知県(名古屋市内中心)、大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、福岡県(福岡市内中心)に、広島県、三重県を新たに追加。計18都道府県にある自販機、最大540台で展開する。