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脱いだままの手洗いで食中毒防止。トイレ用シンク「個室で洗いましょう」
2019年5月31日 14:14
野原ホールディングスは、脱いだまま手を洗うことで、用便後の手指から衣服・ドアノブ等への汚染を防ぐ、個室内手洗いシンク「個室で洗いましょう」を6月に発売する。
個室で洗いましょうは、個室内で衣服を脱いだまま手を洗うことができる個室用手洗いシンク。調理従事者を原因とするウイルス・細菌感染、食中毒等をなくすことを狙いとしている。
狭小スペースでも納まるように設計できる点が特徴。人工大理石製で汚れがつきにくく、また天板とボウルが一体型のため、隙間や段差がなく掃除しやすいとともに、雑菌の繁殖を抑えるという。
手洗い器にはサラヤ製の、給水栓に手を触れずに手洗いができる、センサー感知式を採用。壁面にはイビケン製の、抗ウイルス性能を持つ不燃メラミン化粧板を使用し、感染リスクの軽減を図る。床材にはロンシール工業製の、抗ウイルス性ノーワックス床シートを使用している。
想定使用シーンは、飲食店、食品工場、給食(学校、保育所や幼稚園)、病院や高齢者介護施設を含む医療施設、旅館・ホテル等の調理従事者用トイレ空間。
野原ホールディングスは、パートナー企業とともに、脱いだまま"手洗い"という、手洗いの新ルールを広めていきたいとしている。