三菱UFJ銀行、転送不要郵便が省略できる本人確認サポートAPI

三菱UFJ銀行は、本人確認業務の一部をサポートする「本人確認サポート(個人)APIサービス」を、5月30日より開始する。事業者と利用者の、転送不要郵便等におけるコストや手間を軽減する、犯罪収益移転防止法の特定事業者等向けのサービス。

サービスの概要フロー図

このサービスは、「三菱UFJダイレクト」利用者の事前同意が前提。事業者が自社のWebサービス上で利用者の本人確認を行なうためのサポート情報として、三菱UFJ銀行は利用者の本人特定事項等(氏名・住所・生年月日・本人確認区分)を提供する。提供時間は24時間365日。

事業者は、本サービスを利用することで、利用者に対する本人確認手続きの一部に「銀行への照会」を活用でき、利用者宛の転送不要郵便等が不要になる。

これにより、事業者の郵送コスト削減や事業者サービスに対する利用者の成約率向上が期待できるとする。また、利用者は、事業者のサービスの即時利用が可能となる。

三菱UFJ銀行は、本サービスを通じて銀行APIを活用したサービスによる利便性の向上や、コスト削減などに応えるとしている。