コイニーが実店舗向けにZOZOの「ツケ払い」サービス開始

コイニーとZOZOグループのアラタナは、リアル店舗に向けに、支払期限が購入日から最大2カ月後になる決済サービス「ツケ払い powered by Coiney」を提供開始した。

「ツケ払い powered by Coiney」は、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の、商品注文日から最大2カ月後に支払いできる決済サービス「ツケ払い」と同じ機能を実店舗でも利用できるサービス。第1弾として、アパレル企業向けに提供開始。リユースショップのBAZZSTOREが対応を表明している。その後、他の業種へ展開していく。

利用者が、自分の電話番号を店舗のスタッフに伝えると、利用者宛のSMSが送信され、記載されたリンク先で規約に同意するとツケ払いによる決済が完了する。事前のアプリダウンロードや会員登録は不要。支払い期限が購入日から最大2カ月後となるため、都合のよいタイミングで買い物できるとしている。

決済完了後は画面の案内に従って必要情報を登録。支払いは対応しているコンビニ(ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、セイコーマート、デイリーヤマザキ)か、ペイジーが使える銀行ATMで行なう。

店舗側の導入時に必要なものはインターネット環境とスマートフォンかタブレット。それ以外の導入コストは不要で、新たな顧客層を開拓し、店舗の販売機会増大が図れるとしている。

ツケ払いはクレジットカードを持っていない利用者でも、後払いができる決済手段として2016年11月よりZOZOTOWNで提供開始。20代から30代を中心に利用され、2017年8月には利用人数100万人を突破した。