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米国銘柄に積立ながら、毎月分配・配当「ロボ貯」

スマホ証券のOne Tap BUYは、定期高分配・高配当型サービス「つみたて ロボ貯蓄(ロボ貯)」の提供を5月20日に開始。テレビCMに出演する泉谷しげるさんと東ちづるさんを招いての発表会を実施した。

左から泉谷しげるさん、One Tap BUY 代表取締役社長CEO 林和人氏、東ちづるさん

ロボ貯は、金利と分配金・配当金に重きを置いたサービス。銀行に預けているお金を、米国市場に上場している銘柄に積み立てながら、定期的に分配・配当が受け取れる。利用できる口座は、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行(7月予定)、地方銀行(64行)、SBカード。

銘柄数は、BDC2銘柄とETF5銘柄の計7銘柄で、4月末現在の参考利回りは年利2.63%から8.70%。投資金額は1銘柄につき毎月3万円からで、1万円単位で積み立て可能。積み立て中も分配金・配当金がもらえ、また売却・休止・再開がいつでもできることを特徴としている。

銘柄は、ARCC エイリス・キャピタル、MAIN メイン・ストリート・キャピタル、PFF 優先株式&インカム証券ETF、EMB ドル建新興国債券、HYG ドル建ハイイールド社債ETF、USIG ドル建投資適格社債、TLT 米国国債20年超ETF

投資信託のような手数料はかからず、One Tap BUYは為替手数料により収益を得る。また、為替・価格リスクを平準化するため、定期的に一定金額を買っていく「ドルコスト平均法」を採用する。

一度に買った場合と定期的に一定金額を買った場合の比較

定期分配金タイプで、元本分からの分配/配当は行なわないという。なお、運用状況によっては、分配金・配当金が支払われない場合があるとしている。

これまでOne Tap BUYは若年層をターゲットとしていたが、ロボ貯は可処分所得の多いシニア層をターゲットとする。このターゲット層にはスマホやアプリの使い方がわからない人も多いであろうという考えから、簡単に始められるよう解説動画をWebサイトで公開している。

発表会では、ガラケーを使っているという泉谷しげるさんに、5月11日に迎えた誕生日のお祝いとしてスマホを進呈。会場ではデモンストレーションとしてロボ貯の登録に挑戦した。林和人氏や、すでに申し込みをしたという東ちづるさんに助けてもらいながら、無事申し込みまで試すことができた。