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新宿駅東口と西口が近くなる。歩行者デッキなど新宿再整備着手
2019年5月17日 19:55
東京都都市整備局は、都と新宿区が策定した「新宿の拠点再整備方針(平成30年3月)」における新宿グランドターミナルへの再編に向けたまちづくりに着手。デッキや駅前広場などの公共施設の整備を実施する。
新宿駅直近地区においては、東西の移動がしにくいことや人の滞留空間が不足していること、駅・駅ビルが老朽化していることなどを課題とする。新宿の拠点再整備方針は、線路上空にデッキを新設することや駅前広場を人中心に再構成すること、駅の改良や駅ビルの機能更新を進めることなどとしている。
再編に向けたまちづくりでは、都が施行者となり土地区画整理事業により、駅の改良や駅ビルの機能更新と連携しながら、デッキや駅前広場などの公共施設を整備。新宿グランドターミナルへの一体的な再編を推進する。
デッキや駅前広場の将来イメージでは、線路上空にデッキができることで、東西のまちをスムーズに行き来できるようになる。また、西口と東口の駅前広場は、快適に待ち合わせできる空間や憩える空間になるとしている。
今後は、2019年に都市計画決定、2020年度以降に事業計画決定の予定となっている。