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G-SHOCKスマートウォッチ、2020年度発売へ

カシオ計算機は15日、2018年度決算とともに中期経営計画を発表。2020年度にG-SHOCKのスマートウォッチを投入し、2021年度に時計事業で売上高2,000億円を目指す。

G-SHOCKスマートウォッチ投入へ

2018年度の時計事業売上高は1,718億円で営業利益は20%。今後3年間の中期経営計画では、技術力やG-SHOCKのブランド力を活用して事業拡大を図り、'21年度の売上高目標は2,000億円。

時計事業の中期経営計画

力を入れるG-SHOCKにおいて、堅牢性をベースにGメタルを拡大。'18年度はメタルの構成比は20%だが、2021年度までに30%まで高める方針。エリア拡大、特にASEANを中心とした新興国での拡大を強化する。

加えて、G-SHOCKブランドのスマートウォッチ(G-smart)も2020年度に発売。G-SHOCKのブランドや、タフネス、アウトドア領域における強みを活かしたジャンル展開で、売上高100億円規模を見込む。

2021年度の時計事業では、G-SHOCKの売上構成比が60%を見込み、G-SHOCK販売台数を1,200万台、Gメタル360億円、G-smart100億円をKPI(主要業績評価指標)に設定。スマート化、Gメタル拡大、エリア拡大により成長を目指す。

G-SHOCK以外の製品では、超薄型EDIFICEなど、差別化商品をメタルアナログ市場のボリュームゾーンに展開。売上規模の維持を狙う。