コクヨの請求書・領収証は軽減税率とインボイス制度に対応

コクヨは、10月から施行される消費税軽減税率制度と2023年10月から施行されるインボイス制度に対応した伝票・帳票を、5月上旬より順次発売する。

左:現行の請求書、右:新しい請求書

発売されるのは、納品書(150円から1,410円)、請求書(190円から930円)、領収証(110円から650円)、仕切書(130円から580円)、注文書(310円から670円)、見積書(400円から580円)、合計請求書(250円から420円)の計74品番。

軽減税率制度への対応として、明細単位での税率欄と税率ごとの合計金額欄を新設。また、インボイス制度への対応として、税率ごとの合計消費税額欄と発行事業者の登録番号欄を新設した。

請求書

領収書

なお、新制度になっても現行品でもそのまま対応可能。二税混在する伝票への記載事項は、必ずしも1枚の書類で満たしている必要はなく、税率ごとに伝票を分けて記載すれば、そのまま使用できるという。

また、新制度に直接関係のない事業者も、新罫合計欄に税率記入し、リニューアル品をそのまま使用できるとしている。