東急線の券売機で預貯金が引き出せる。「ゆうちょPay」「はまPay」対応

東急線各駅の券売機で銀行預貯金の引き出しができる、キャッシュアウト・サービスの提供が、5月8日から開始される。駅の券売機におけるキャッシュアウト・サービスは日本初。東急世田谷線とこどもの国線は除く。

このサービスは、横浜銀行とGMOペイメントゲートウェイが開発した「銀行口座と連動したスマホ決済サービス」の仕組みを活用するもの。

横浜銀行の「はまPay」、およびゆうちょ銀行の「ゆうちょPay」において、各スマホアプリで引き出し金額を指定し、表示されたQRコードを券売機の読み取り機にかざすことで、預貯金を引き出せる。

引き出し手順は、アプリダウンロード後、現金引き出し金額入力(左)、QRコード発行・券売機にてQRコード読み取り(中)、現金引き出し(右)

利用可能時間は、平日・土日祝日ともに5時30分から23時まで。引き出しは1万円、2万円、3万円の3パターンで可能。1日あたりの引き出し限度額は3万円。

利用手数料は税込で、横浜銀行が平日108円、土日祝日216円、ゆうちょ銀行が終日108円(2020年1月3日まで)。サービスの開始を記念して、6月30日まで、利用手数料無料キャンペーンを実施する。

今後は、他事業者が本サービスの仕組みを活用することによる、東急線沿線以外でのサービス提供についても、検討を進めるとしている。