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三井住友カード、法人カード利用のリアルタイム管理新機能。経費キャッシュレス化

三井住友カードは、法人向けクレジットカードの利用をリアルタイムで管理できるソリューション「コーポレートカード・コントロール」を開発し、2019年夏から稼働する。

旅費や接待費など法人利用にあたる経費の支払いとして、当事者による現金での仮払いや立替払いが行なわれてきた。経費精算業務の効率化や従業員の立替負担の軽減のためには、法人カードの利用という選択肢があるものの、目的外利用や誤用等を懸念し、導入を見合わせている企業も多いという。

そうした課題を解決するため、三井住友カードは、経費精算システムを提供するパナソニックネットソリューションズ、マネーフォワード、SBIビジネス・ソリューションズの各社と、法人カードの利用を簡単にリアルタイムでコントロールできるソリューションを共同開発した。

同ソリューションの導入により、法人カード利用の限定や経費精算の省力化などが行なえるという。

  1. 従業員の出張や接待時といった特定の場面でのみ法人カードを有効化
  2. 目的外利用が発生した際に管理者へアラートを通知
  3. リアルタイムでカード使用者の利用を制限
  4. クラウド経費精算システムと連動し、経費ワークフローを一気通貫でデジタル化
  5. 申請や承認などの手続きがシンプルで、働き方改革の推進を支援

マネーフォワードは、コーポレートカード・コントロールと「マネーフォワード クラウド経費」の連携を予定。2019年秋の本サービス稼働を予定し、5年以内に200社の導入を目指す。

SBIビジネス・ソリューションズは、同社のクラウド経費精算システム「経費Bank II」とコーポレートカード・コントロールを連携。2019年中にサービス稼働し、5年以内に200社への導入を目指す。