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横浜市が観光情報を提供するアプリ。日本語含む15カ国語対応

クルーズ旅客やクルーを中心とした国内外からの来訪者に向けて、横浜市とPIJINはスマホ向けウェブアプリ「YOKOHAMA TRAVEL GUIDE」を開始した。ポスター、チラシ、カードなどに表記されたQRコードを読み取るだけで、観光情報やルート案内を入手できる。

観光情報における特徴は、「QRコードで手軽で読み込み、観光情報や案内などをスマホの使用言語に合わせて自動で多言語表示」する点と「Instagram人気フォトスポットへのアクセスを確認」できる点。

具体的なサービス内容は、「横浜赤レンガ倉庫などの観光スポット24か所の紹介およびルート案内」や「横浜市文化観光局公式Instagramと連携した、毎月の人気フォトスポット5選の紹介およびルート案内」、「臨海部エリアでのジャンル別イベント情報の提供」など。テーマ別観光コースの紹介も行なう。

利用イメージは、ポスター、チラシ、客船ターミナルで配布されるカードのQRコードスキャン後ウェブアプリを表示。観光スポット情報を閲覧すれば現在地から目的地のルート案内が行なわれる。ポスターやチラシは、横浜赤レンガ倉庫、三渓園などで掲出予定。

また、災害時にはLアラートや気象警報・注意喚起情報などが多言語で提供されるほか、避難場所や対応マニュアルなども提供される。

今後は、クルーズ旅客などに対する割引サービスなどを提供する飲食店の掲載やバスなどの交通機関や観光施設におけるキャッシュレス決済の導入、ウェブアプリへのアクセス箇所の拡充を予定しているという。

対応可能な言語は、日本語、英語、中国語、ハングル、スペイン語、ポルトガル語、タイ語、ドイツ語、フランス語、インドネシア語、マレー語、イタリア語、ロシア語、アラビア語。