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大阪メトロ、'24年度に鉄道チケットレス化へ。顔認証を導入
2019年4月22日 12:27
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は19日、2018-2025年度の中期経営計画を発表し、2024年度までのチケットレス化や、顔認証の導入などを目指す。
鉄道のチケットレスも推進。事前に顔写真を登録している人は、ICカードや磁気券を使わずに改札を通過可能になる。2019年度に実証実験を開始し、長期的にはゲートレスを目指す。2024年度の全駅でのチケットレス化を目標としている。
また、駅ナカや地下街におけるキャッシュレス化も加速。こちらも顔認証を含めたキャッシュレス化を2024年度までに展開。'19年度中の実証実験を予定している。
'18年7月の中期経営計画策定後に、2025年の万博開催が決定したことを踏まえ、2024年度までとしていた中期経営計画を2025年度までの計画とし、万博後を意識した形に修正。'25年度までの全駅ホーム柵設置やバリアフリー化の推進、オンデマンドバスなどデマンド型交通の提供や地下鉄やバスの自動運転化も目指す。
地下鉄については、2024年度に中央線の阿波座駅~新駅(夢洲)において自動運転の実証実験を開始。その他の路線も車両更新時期を踏まえて順次導入する。バスにおいては、2024年度の導入に向けた計画を具体化し、2019年度にバスの営業所内や路上での実証実験を行ない、2020年度に夢洲・舞洲など湾岸部4路線で実用化するという。