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六本木ヒルズすぐ近くに200mの超高層ビル。西麻布三丁目再開発

「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の都市計画が決定した。住宅、事務所、商業、ホテルが入る高さ200mの超高層棟と、地区内の三寺社からなる複合再開発となる。2020年度着工、2025年度竣工予定。

再開発建物完成イメージ

この事業は、西麻布三丁目北東地区市街地再開発準備組合と、事業協力者として野村不動産、ケン・コーポレーション、竹中工務店が参画し、推進している。場所は、東京メトロ日比谷線および都営大江戸線「六本木」駅から西へ約300m、「六本木ヒルズ」に隣接する約1.6haの区域。

位置図

超高層棟には、住宅、事務所、商業施設、ホテルを導入。住宅の予定戸数は約550戸。周辺市街地と調和した緑豊かな複合市街地の形成を図る。ホテルは西麻布、六本木エリアに相応しい国際水準の宿泊機能を備えるために、外資系ラグジュアリーホテルブランドの誘致を目指す。

超高層棟低層部イメージ

都市計画道路である補助10号線(テレビ朝日通り)の拡幅や、「六本木ヒルズ」を含む周辺地区との回遊性を高める歩行者デッキ、地域の拠点となるオープンスペース(広場)を整備。さらに、地区内の3つの寺社を再整備し、まちの歴史を継承するとしている。

広場イメージ

所在地は、東京都港区西麻布三丁目および六本木六丁目。延べ面積は約99,700m2。建設面積は約5,090m2。高さは超高層棟が200m、寺社が17m。

配置図