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GoogleとAmazonが和解。YouTubeをFire TVに、PrimeビデオをAndroid TVに提供
2019年4月18日 23:14
AmazonとGoogleがテレビデバイスにおける対立に終止符を打ち、Fire TV向けのYouTubeアプリの提供や、PrimeビデオアプリのChromecast、Androd TV対応で協力していく。
GoogleとAmazonは、ChromecastやFire TVなどのハードウェアや、YouTubeやPrimeビデオの映像配信サービスで競合してきた。そのため、2017年後半から各社のプラットフォームにおける競合サービスの排除を強め、Fire TVにおけるYouTubeアプリ提供終了などが行なわれた。
その両者が和解し、ビデオデバイスやサービスの展開で協力する。
Googleは、AmazonのFire TVやFire TV Edition対応スマートテレビ向けにYouTubeアプリを数カ月内に提供する。Fire TVで、YouTubeを4K/HDR対応で視聴可能になり、60fps信号までサポート。2019年後半にスタンドアロンのYouTube TVアプリとYouTube Kidsアプリを提供する。
Amazonは、PrimeビデオアプリにChromecast機能を追加し、ChromecastやChromecast built-in対応デバイスでの出力に対応。さらに、Android TV向けにPrimeビデオアプリを提供する。ChromecastやAndroid TVを通じて、「マーベラス・ミセス・メイゼル」や「グランドツアー」などのAmazonオリジナル作品を視聴可能になる。