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トライアル、1,500台のリテールAIカメラを導入した新店舗
2019年4月15日 16:19
トライアルホールディングは、小売りに特化したリテールAIカメラを1,500台導入したフラッグシップ店舗「メガセンタートライアル新宮店」を4月19日にリニューアルオープンする。
スーパーマーケットのトライアルは、2018年2月に日本初のスマートストア「スーパーセンタートライアル アイランドシティ店」を、12月に日本初の夜間無人運営可能店舗「トライアル Quick 大野城店」をオープンするなど、テクノロジーを使った流通改革に力を入れている。'18年11月には、子会社の「Retail AI」を設立。リテールAI技術の開発や技術導入を行ない、ハードウェア、ソフトウェアの自社開発、店舗への導入までに対応している。
リニューアルする「メガセンタートライアル新宮店」には、Retail AIが開発した、小売に特化した「リテールAIカメラ」を1,500台導入する。スマートフォンをベースに開発し、1,300万画素のカメラを搭載しながら、導入コストを従来と比べ大幅に抑え、店舗への大量導入を可能とした。
カメラには人物カウントや商品認識など小売りに特化したAIを搭載。例えば、飲料コーナーで、利用者がショッピングカートを利用している場合は、ケース買いのお得な情報を、買い物かごの場合は買い物かご向けの情報を流すなど、利用者の購買行動に合わせた情報を提供できるという。
また、電子プライスカードを7,000枚、レジカートを200台、サイネージを210台導入。トライアル最大のスマートストアとして展開する。
「メガセンタートライアル新宮店」の所在地は、福岡県糟屋郡新宮町大字原上1812−1。店舗面積は約3,600坪。取扱商品は生鮮食品、食品、弁当・惣菜、酒、日用品などで、24時間営業。