開かれたドコモショップ「d garden五反田店」。メルカリ発送も

NTTドコモが、「ドコモ回線利用者以外にも開かれた店舗」を4月18日にオープンする。実証実験店舗「d garden五反田店」は、ドコモショップ五反田店をリニューアルし、メルカリで売れた商品を発送できる「つつメルスポット」や、バイクシェアなどのシェアリングサービスを提供する。

d garden五反田店は、地域や顧客のニーズに合わせた新たな顧客体験価値を提供する実証実験店舗。機種購入や故障受付などの各種事務手続き、ドコモスマホ教室など、これまで通りのドコモショップとしての役割も果たしつつ、ドコモ回線契約者以外でも利用可能な様々なサービスを提供する。

主な特徴は以下の4点。

1. フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品を発送できる「つつメルスポット」など他社コラボ
2. ドコモ・バイクシェアやモバイルバッテリーなどの「シェアリング拠点」
3. スマートフォン連携周辺機器の体験・オンライン購入体験サポート
4. 開かれた、来場しやすい空間の提供

つつメルスポットは、フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品をそのまま持っていくだけで発送可能な梱包コーナー。無償で使えるメルカリ用の梱包資材を用意しているほか、メルカリの取引や発送に関する質問ができるポップアップストアの実験も実施する。

つつめるスポットは、d garden五反田店の他社コラボ第1弾となり、実施期間は4月18日から5月31日を予定。メルカリでは、この実証実験の結果を踏まえ、展開地域拡大を検討していく。

シェアリング拠点としての活用においては、ドコモ・バイクシェアやモバイルバッテリーシェアなどを展開予定。シェア体験をスタッフがサポートする。

周辺機器やオンライン購入体験は、ショッピングサイト「FavoSquare」の商品を店内で体験できるコーナーを用意。購入希望者にFavoSquareでのオンライン購入をスタッフがサポートする。

開かれた空間提供については、dポイントクラブ会員向けのコーヒー提供(無料)やカフェ利用者へのタブレット貸出、雑誌アプリ「dマガジン for biz」の自由閲覧などを提供する。

ドコモは、dgarden五反田店での実証実験の効果検証を踏まえ、エリアの特徴やニーズに応じた実証実験店舗の拡大を検討していく。