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マクドナルド、モバイルオーダーなどの「未来型店舗体験」拡大
2019年4月9日 17:49
日本マクドナルドは4月10日より、静岡県内の75店舗にて「ゲストエクスペリエンスリーダー」「テーブルデリバリー」「モバイルオーダー」を導入した「未来型店舗体験」を開始する。
静岡県内で導入されるのは、フルサービスが60店舗とモバイルオーダーのみが15店舗の計75店舗。未来型店舗体験は、1月に沖縄県内マクドナルド店舗でパイロット導入しており、静岡県内での導入は全国への本格導入に先立ったもの。
ゲストエクスペリエンスリーダーは、利用者を来店から退店までサポートするスタッフ。メニュー選びで困っている人や、空いている客席を探している人などのサポートに加え、混雑時の案内や、質問への対応をする。
テーブルデリバリーは、注文カウンターで支払いが終了した利用者に番号プレートを配布、クルーが届けるサービス。子供連れや、手荷物が多い利用者に限らず、何も荷物が無い利用者にも提供するとしている。
モバイルオーダーは、来店前にスマホアプリで商品の注文を完了でき、来店時にアプリ上で決済すると、商品が準備され、ピックアップできる。注文に時間をかけて好きなバーガーを選べ、店舗での注文の列に並ばずに商品を受け取れる。ドライブスルーには対応していない。
モバイルオーダーアプリは現在iOS版のみ提供。利用料は無料。決済方法はクレジットカード、LINE Payのみで、今後、楽天ペイ(オンライン決済)とd払いの対応を予定している。Android版の配信は未定。
モバイルオーダーの利用には、アプリでのログインが必要。マクドナルド公式アプリと同じIDでログインできる。利用する店舗とメニューを選択後、店内、持ち帰りなど受け取り方法を選び決済すると、商品が出来上がり次第受け取り可能になる。
テーブルデリバリーとモバイルオーダーは組み合わせて利用できる。来店後、注文の列に並ばずに座席からモバイルオーダーで注文、そのまま「テーブルデリバリー」を利用して席で商品が受け取れる。