「au PAY」開始。ローソン、松屋、ビックカメラなどで対応

KDDIは9日より、スマホ決済サービス「au PAY」の提供を開始した。「au WALLETアプリ」(iOS/Android)をダウンロード、最新版へのアップデートで利用可能になる。

「au PAY」は、バーコードやQRコードを使ったKDDIの新たなスマホ決済サービスで、「au WALLET アプリ」から利用開始でき、au WALLET残高やWALLETポイントを使って店舗での支払いが可能になる。当初はau回線契約者向けで、アプリはiOS版とAndroid版を用意する。

9日時点で利用可能な店舗はローソンやミニストップ、ポプラなどのコンビニや、松屋、魚民、山内農場などの飲食店、ビックカメラ、ジョーシン、エディオンなどの家電量販店、イケア、ライト-オンなど。

au Payが使える主な店舗

はなまるうどん、ワタミ、スシローなどは4月下旬以降に対応し、順次拡大する。

4月下旬以降に対応する店舗

au PAYは、2,000万以上のユーザーを抱える「au WALLET」と、au WALLET残高1,000億円以上という規模を活かし、店舗での新たな決済手段として展開する。

au WALLETは、これまでプリペイドカードやクレジットカード、Apple Payなどで展開されていたが、QR/バーコードの決済手段として、au PAYを追加。プリペイドカードなどの残高は、au PAYでも利用可能になる。

au PAY 決済画面

au WALLETアプリ ホーム画面

au WALLET残高へのチャージは、貯まっているau WALLETポイントやauかんたん決済(通信料金合算支払い)、じぶん銀行、クレジットカード、auショップ、ローソン店舗などで行なえる。また、夏以降にはセブン銀行ATMでのチャージにも対応。さらに、「auかんたん決済(リアルタイムチャージ)」で、残高不足時の自動チャージも今夏に対応予定。