京急の2階建てオープントップバスが横浜・みなとみらい地区運行

京浜急行電鉄は、4月20日から横浜・みなとみらい地区の都心臨海部にて、2階建てオープントップバス「KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜」の運行を開始する。運行日は土・日・祝日。料金は大人1,800円、小児・幼児900円(いずれも税込)。旅客定員は42名。

KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜 車両イメージ

バスの2階席には屋根がなく、約3.5mの高さから、周遊する横浜・みなとみらい地区を眺められることが特徴。

運行ルートは、日中に運行する「パノラマコース(往復コース)」と、夜間に運行する「きらめきコース(周遊コース)」の2つ。

きらめきコースから見るみなとみらいの夜景イメージ

パノラマコースは、横浜駅(YCAT)、みなとみらい、横浜ベイブリッジ、山下公園、横浜駅(YCAT)の順で巡る、横浜駅～大黒埠頭折り返しコース。所要時間は約80分。出発時間は、11時、13時、16時の3便。

きらめきコースは、横浜駅(YCAT)、みなとみらい、横浜ベイブリッジ、工場夜景、横浜駅(YCAT)の順で巡る、横浜駅～臨海部周遊コース。所要時間は約60分。出発時間は18時30分の1便。

運行ルート

予約受付は、KEIKYU OPEN TOP BUS 特設サイトおよび京急高速バス座席センター。出発日の1カ月前の午前9時から利用便の出発15分前まで予約可能。4月8日から予約販売を開始する。また、京浜急行バス 横浜駅東口バスターミナル案内所で当日発売を行なう。

のりばは、パノラマコースがYCAT5番のりば、きらめきコースがYCAT6番のりば。

のりば

車両デザインは、横浜の海や空を象徴する青をベースとして、横浜都心臨海部の施設・観光名所を車体にイラスト。2色トーンで、横浜ベイエリアの街並みに溶け込むデザインを採用したという。

2017年度に横浜市が、横浜都心臨海部において「まちを楽しむ多彩な交通」の導入を進めていくことを目的に民間事業者へ提案企画の公募を実施し、その中で採択された企画の1つ。訪日外国人を含めた多くの来街者が、都心臨海部を回遊しながら景観を楽しめる交通サービスの実現を目的としている。

運行便にはバスガイドが同乗し、運行ルートの見どころを案内。訪日外国人向けの「多言語音声ガイドシステム」等の導入を予定している。なお、4歳未満は乗車不可。