OYOとソフトバンクが日本でホテル合弁「OYO Hotels Japan」

ホテルや住宅などの事業を展開するインドのOYO Hotels & Homesと、ソフトバンク、ソフトバンク・ビジョン・ファンドと、合弁会社である「OYO Hotels Japan 合同会社」を設立し、日本でホテル事業を開始する。

OYO Hotels & Homesは、3月28日には賃貸住宅事業の「OYO LIFE」を発表し、日本での事業を開始しているが、ホテル事業もOYO Hotels Japanとして展開。国内および海外からの旅行者に独自のおもてなしを提供する。

旅行者は、OYOのアプリを利用し、OYOと提携したホテルを簡単に検索し予約できるようになる。提携ホテルには、ダイナミックプライシングや予約システムなどの機能を提供し、「適正な価格設定や人手不足の解消に貢献する」という。

OYO Hotelsは、「グローバル市場で、中価格帯のサービスとして最も好まれている」とし、日本においても、ソフトバンクのサポートを得て参入。「日本全国のホテル経営者に、テクノロジーを全面的に生かしたホスピタリティーモデルの価値を提供し、国内外からの出張者および観光客が、サービスのクオリティーが統一された信頼できるホテルを、手頃な価格で利用できるようにする」という。

また、日本の小規模・独立系ホテルにも、AI技術を活用したホテルマネジメントシステムを提供。経営の効率化や収益性の向上を図れるとしており、ホテル経営者の参加を呼び掛けている。